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蕩けるようなキスをして
第39章 一日千秋
「今日はあの美人の彼女と一緒じゃねーの」
もうさっきから何度目。
うんざりしつつ、陸はスマートフォンから渋々顔を上げた。
そして、これまた何度目か知れない、同じ台詞を繰り返す。
「そんな四六時中一緒じゃねーよ」
面白くなさそうに言い捨て、再びスマホを気怠けに操作し始める。
昼休み。
混雑するカフェテリアの窓際隅の、四人席。
彼女どころか、友達ともいない-ひとり珍しく座る陸に、次から次へと声が掛かる。
こんな自分だって、ひとりになりたい時ぐらいある。
「何?喧嘩?」
クラスメートの男子学生二人組が、鋭く切り込んでくる。
にやにや笑いながら問われ、癇に障る事この上ない。
やり過ごそうと思っていたが、結局我慢がならず、反論してしまう。
「ばっ…!ちげーよ、馬鹿っ」
「図星だな」
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