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蕩けるようなキスをして
第38章 告白
目尻に滲む、涙。
「陸、いたい?私と一緒に…いたい?」
潤む瞳で、恐る恐る問い掛ければ、陸は笑って即答した。
「分かり切った質問を繰り返すなよ」
「…うん」
「お前は俺の側にいたくて。俺もお前の側にいたい。だから、これからも一緒にいりゃいーじゃん。簡単な事だろ。…昔の何が引っ掛かって、お前はそんなに思い詰めてるの?」
「…話してもいい?」
「…しょーがねーだろ」
単純で。
子供で。
そんな自分は、簡単に嫉妬する。
だから、過去にあった事なんか、聞きたくない。
訊く必要すら、感じない。
昔あった事なんて、知らなくていい。
「陸、いたい?私と一緒に…いたい?」
潤む瞳で、恐る恐る問い掛ければ、陸は笑って即答した。
「分かり切った質問を繰り返すなよ」
「…うん」
「お前は俺の側にいたくて。俺もお前の側にいたい。だから、これからも一緒にいりゃいーじゃん。簡単な事だろ。…昔の何が引っ掛かって、お前はそんなに思い詰めてるの?」
「…話してもいい?」
「…しょーがねーだろ」
単純で。
子供で。
そんな自分は、簡単に嫉妬する。
だから、過去にあった事なんか、聞きたくない。
訊く必要すら、感じない。
昔あった事なんて、知らなくていい。

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