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蕩けるようなキスをして
第38章 告白
陸の鋭い眼光に怯え、華夜子の眉は顰(ひそ)められる。
既に哀しさと、嬉しさと、入り混じった涙を流していたのに。
それに加え、恐ろしさに戦(おのの)くそれが、華夜子の目から零れそうになる。
「どんなだよ?」
「え…?」
「どんな女が俺に相応しいって?」
「…それは」
「教えてくれよ」
「…」
矢継ぎ早に質問され、華夜子はその剣幕に、遂に何も言えなくなってしまう。
震える、唇。
肩が、小さく、上下し始める-。
少し前までは、思いがけず抱き締めてもらえて、弾んでいた、心。
でも。
逆に、今は。
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