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蕩けるようなキスをして
第5章 卵焼き
華夜子は警戒し、身体を後ろに引く。
暫し恍惚としていた陸だったが、やがて我に返り、呟いた。
「…すげー、可愛い」
美味しいから、次は可愛い。
いつの間に今度は何に話題が変わったのか。
自分は聞き逃していないと思うのだけど。
やっぱり彼には色々な意味で自分はついていけない-華夜子は小さな溜め息を漏らしつつ、とりあえず次の彼の発言を待つ。
「華夜子、すげー可愛い」
左隣りから、覗き込むように見られ、彼女は肩を震わす。
「え、私?私の話…??」
混乱する、頭の中。
「笑った顔、初めて見た。すげー可愛いじゃん」
眩しいものでも見るかのように、目を細め、陸は告げた。
言われ、初めて、自分がいつの間にか笑っていたのだという事実に、華夜子は突き当たる。
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