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蕩けるようなキスをして
第37章 欲しいもの
「違うのかよ?違わないだろ。お前からだろ、華夜-」
華夜子の耳のすぐ側で囁き。
容赦なくその耳朶を、陸は軽く含み、甘く噛んだ。
今まで感じた事のない感覚に、華夜子は動揺する。
不快などでは決してない。
寧ろ、それと対(つい)なる感触に、華夜子の身体は反応する。
甘噛みされた耳朶は、痺れるような刺激を彼女に与える。
背中を突き抜けるそれが、快感であると気付くまでに、そう時間はかからなかった。
絶妙な力加減で歯を立てられ、その舌先で耳輪をなぞられれば、激しく疼き始める、身体。
悶える声が、知らず漏れてしまう。
助けを求めるように、無意識の内に、陸の背へ両手が回る。
上着を掴み損ね、長く伸ばした爪先を、思わず彼の背中へ立ててしまう。
直接素肌にやられた訳ではないので、痛みは殆どなかったが、陸はつい、営みの最中を連想してしまう。
辛うじて残る理性を以てしても、最早抑えが効かなくなるのも時間の問題だった。
華夜子の耳のすぐ側で囁き。
容赦なくその耳朶を、陸は軽く含み、甘く噛んだ。
今まで感じた事のない感覚に、華夜子は動揺する。
不快などでは決してない。
寧ろ、それと対(つい)なる感触に、華夜子の身体は反応する。
甘噛みされた耳朶は、痺れるような刺激を彼女に与える。
背中を突き抜けるそれが、快感であると気付くまでに、そう時間はかからなかった。
絶妙な力加減で歯を立てられ、その舌先で耳輪をなぞられれば、激しく疼き始める、身体。
悶える声が、知らず漏れてしまう。
助けを求めるように、無意識の内に、陸の背へ両手が回る。
上着を掴み損ね、長く伸ばした爪先を、思わず彼の背中へ立ててしまう。
直接素肌にやられた訳ではないので、痛みは殆どなかったが、陸はつい、営みの最中を連想してしまう。
辛うじて残る理性を以てしても、最早抑えが効かなくなるのも時間の問題だった。

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