この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第37章 欲しいもの
「違うのかよ?違わないだろ。お前からだろ、華夜-」
華夜子の耳のすぐ側で囁き。
容赦なくその耳朶を、陸は軽く含み、甘く噛んだ。
今まで感じた事のない感覚に、華夜子は動揺する。
不快などでは決してない。
寧ろ、それと対(つい)なる感触に、華夜子の身体は反応する。
甘噛みされた耳朶は、痺れるような刺激を彼女に与える。
背中を突き抜けるそれが、快感であると気付くまでに、そう時間はかからなかった。
絶妙な力加減で歯を立てられ、その舌先で耳輪をなぞられれば、激しく疼き始める、身体。
悶える声が、知らず漏れてしまう。
助けを求めるように、無意識の内に、陸の背へ両手が回る。
上着を掴み損ね、長く伸ばした爪先を、思わず彼の背中へ立ててしまう。
直接素肌にやられた訳ではないので、痛みは殆どなかったが、陸はつい、営みの最中を連想してしまう。
辛うじて残る理性を以てしても、最早抑えが効かなくなるのも時間の問題だった。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ