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蕩けるようなキスをして
第37章 欲しいもの
次に、彼女は、何をしようとしているのだろう-陸は、ただ黙って華夜子を見守るしかない。
華夜子は陸により身体を近付け、立ち膝となる。
見上げる形となった華夜子を真正面から捉えようと、陸は身体を彼女に向けた。
彼女の明らかにおかしな様子に、陸は名前を呼ぼうとし-それは、敵わなかった。
自らの腕から離れたかと思った彼女の手は、左手を従え、彼の首筋へいきなり絡まってきた。
意表を突かれ、バランスを崩し、背後に倒れそうになる陸の身体。
すんでのところで、左手を床に付く。
ラグの上に後ろから倒れる事態だけは、どうにか阻止される。
「…華夜?」
彼女の身体を右手だけで支え、陸は囁く。
返事はない。
「華夜…?」
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