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蕩けるようなキスをして
第37章 欲しいもの
「そっか」
そこまで言われれば、陸としても、何も言う事はない。
と言うか、言えない。
しかも。
異性ならともかく。
同性の友達付き合いにまで、口を挟む権利はない。
「すげー美味そうな物、食いに行くとこだったみたいじゃん?こんなお昼で良かったの?」
陸は、華夜子が手にしたサンドイッチの包みを顎で示した。
「…昨日から、あんまり食欲ないから。逆にちょうどいい」
友達同士の付き合いで、頑張って食べようとはしていたが。
バイキングなんて正直、今日の自分にはかなりハードだった。
だから結果的に、こうして軽くパンでも食べて終了するお昼の方が、ありがたかった。
「あんまり食べたくないって…大丈夫なの?」
そんな彼女を、陸は気遣う。
そんな彼を、華夜子は勇気をもって、見据えた。
そこまで言われれば、陸としても、何も言う事はない。
と言うか、言えない。
しかも。
異性ならともかく。
同性の友達付き合いにまで、口を挟む権利はない。
「すげー美味そうな物、食いに行くとこだったみたいじゃん?こんなお昼で良かったの?」
陸は、華夜子が手にしたサンドイッチの包みを顎で示した。
「…昨日から、あんまり食欲ないから。逆にちょうどいい」
友達同士の付き合いで、頑張って食べようとはしていたが。
バイキングなんて正直、今日の自分にはかなりハードだった。
だから結果的に、こうして軽くパンでも食べて終了するお昼の方が、ありがたかった。
「あんまり食べたくないって…大丈夫なの?」
そんな彼女を、陸は気遣う。
そんな彼を、華夜子は勇気をもって、見据えた。

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