この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第34章 彼の過去
彼女が、分からなかった。
全然、分からない。
「…もう少し、待って」
彼に告げたのは、以前と同じ内容。
それを、改めて、繰り返す。
「華夜-」
思わず、彼女の両腕を掴んでしまう。
そのまま彼女の身体を力任せに、強く、激しく、揺さぶってしまいたかった。
どうしてそんな事を言うんだと、揺すって、きつく、問い質したかった。
頭の片隅に残る理性が、辛うじてそれを阻止したけれど。
好きだと言ってくれた。
ようやく、言ってくれた。
こんなに嬉しかったのに。
こんなに喜んでるのに。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ