この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第33章 抱擁
指先で耳輪をなぞられ、華夜子は思わず、反応してしまう。
「…っ」
危うく出そうだった声を、唇を噛み締め、殺す。
わざとな指使いで耳朶まで這い。
そのまま細い顎の線の通りに、移動が始まる。
「りく…っ」
懇願するが、鼻で嗤われただけだった。
「だから、早く言えって」
「言うから。だから…っ」
-やめて。
何をされるのか、急激に不安に駆られ、華夜子は弱々しく呟いた。
これ以上の事を何かされたら、泣いてしまうかもしれなかった。
顎の先端から、彼女の唇まで到達した陸の指は、優しくそこを撫で、やがて離れた。
華夜子は素直に、安堵の息を吐《は》いた。
それが伝わったのか、陸は安心させるかのように、華夜子に告げた。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ