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蕩けるようなキスをして
第33章 抱擁
華夜子は少し躊躇いながらも、頷いた。
「…ここに、いたい。陸と、いたい」
羞恥に頬を染め、桃色の唇で囁く、その様子に。
自分で誓ったのに。
自分自身で戒めたのに。
陸は我慢など出来ずに、禁を犯してしまう。
彼女の左手から離れた、手。
たった今、ここにいたいと、色よい返事を貰ったばかりなのに。
そのたった数秒後。
一瞬で全てをぶち壊すかのような事を、なんの迷いもなくやってのける、自分が信じられなかった。
何をやっている?
今度こそ、帰る-そう、言われてもおかしくない事を。
それどころか、もうこうやって、逢ってもくれないかもしれないのに。
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