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蕩けるようなキスをして
第4章 謝罪
「…本当に、思ってる?」
「え?」
「本当に悪いって、そう、思ってる?」
華夜子の問いに、陸は即答した。
「もし、華夜子の嫌がる事を俺がまたしたとしたら。その時はいくらでも蹴ってもらっていい。そう、思うぐらいには思っている」
「…私、あなたよりも年上なんだけど」
華夜子は陸の胸から顔を上げた。
「昨日は済みませんでした、華夜子さん。さっきは申し訳ありませんでした、華夜子さん。許して下さい、華夜子さん。…って、もう一度きちんと、謝って」
高飛車な彼女のそれに、陸は安心したように、白い歯を覗かせた。
そして、華夜子の台詞と寸分の狂いもない謝罪を、口にした。
「華夜子、笑ってよ」
それから、願った。
「え?」
「本当に悪いって、そう、思ってる?」
華夜子の問いに、陸は即答した。
「もし、華夜子の嫌がる事を俺がまたしたとしたら。その時はいくらでも蹴ってもらっていい。そう、思うぐらいには思っている」
「…私、あなたよりも年上なんだけど」
華夜子は陸の胸から顔を上げた。
「昨日は済みませんでした、華夜子さん。さっきは申し訳ありませんでした、華夜子さん。許して下さい、華夜子さん。…って、もう一度きちんと、謝って」
高飛車な彼女のそれに、陸は安心したように、白い歯を覗かせた。
そして、華夜子の台詞と寸分の狂いもない謝罪を、口にした。
「華夜子、笑ってよ」
それから、願った。

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