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蕩けるようなキスをして
第30章 友達以上
「華夜、すげー声でかいから、後は終わり。周りに筒抜けだろ。二度も俺に恥かかせんなよ」
彼女の匂いに酔いしれながら、陸はわざと華夜子の耳朶へ息を吹きかけるよう、言う。
「…陸。みんな、見てるよ。恥ずかしいよ」
「休みの間と同じ事していいって、言ったのは、華夜だ」
囁きに乗る、彼の甘い吐息に、華夜子はとても平気でおれない。
全身を縛る、甘い、痺れ。
私の自由を、いとも簡単に奪ってしまわないで。
「…そ、それは。同じように喋ってくれてもいいって事で」
「同じように何を言っても、何をしてもいいって事だろ?」
-そうだろ、華夜?
柑橘類の爽やかな香りが、鼻腔から身体中を駆け巡る。
やがて甘い疼きが私を切なく、苦しめ始める。
もう、逃れられない。
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