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蕩けるようなキスをして
第29章 嫉妬
「貞操の危機を感じて、焦って助けを求めるように辺りを見回した時。華夜の姿が見えて、ほんと胸を撫で下ろした。急いで彼女の腕を振り解いて、華夜のとこに-」
-来た。
陸の喜びの声は、華夜子の独白に掻き消される。
「…そんなに嫌がってるようには見えなかったけど」
「え?」
-本当に嫌だったら、すぐに解けばいいじゃないの。
胸を押し付けられて、嬉しかったんじゃないの。
そんな気がしてくる。
そもそも彼は、誘われれば誰とだって寝てきたようなひとだ。
私も、待ち合わせの時間より早めに来たてから、たまたまついて行かなかっただけで。
私が、あと五分遅かったら?
それでも私を、待っててくれた?
私を、待っててくれた?
悩ましく色っぽかったあの彼女じゃなく、私をやっぱり選んでくれていた?
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