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蕩けるようなキスをして
第29章 嫉妬
情けなくて。
単純で。
そんな自分。
だから。
今また、笑われたところで、少し恥が上乗せされる程度だ。
「一週間前。華夜からラインを貰って、すっげー嬉しかった。俺から送ろうと思っていたのに。絶対次の約束を取り付けるんだって、息巻いていたのに。いつ送ったら、華夜はすぐに見てくれるんだろう?ほんとに返事をくれる?最初の言葉はなんて打ったらいい?…電車の中。馬鹿みてーに、スマホの画面睨み付けて、延々考えてた」
言いつつ、陸は片頬を上げた。
その時の滑稽な自分を思い出したらしい。
けれど。
今の華夜子にとっては、そんな話、面白くもなんともなかった。
彼に両腕を掴まれたまま。
無言で明後日の方向を見続けるしかない。
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