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蕩けるようなキスをして
第29章 嫉妬
その足が、止まる事はなかった。
「華夜!」
再度。
背後から一度目の比ではない大声がした。
思わず肩を竦めてしまったが、それでも歩みを止めずにいると、有無を言わさず後ろ側に左腕を引っ張られた。
強制的にストップさせられる、駅への動き。
「なんで?帰る?どうして?」
両腕を掴まれ、彼の方向に強引に向き直される。
「なんだよ、それ?待ち合わせて、今、逢ったばっかじゃん?これから一緒に出掛けるんだろ?」
「…」
彼など、真面に見れない。
こんなに激しく嫉妬しているのに。
こんなに醜い顔をしているのに。
こんな私なんて、見られたくない。
こんな私、とてもあなたの隣りに似合わない-。
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