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蕩けるようなキスをして
第28章 ライン
なんで、するの。
なんで私を、こんな風に。
なんで私を、こんなに喜ばせるの。
なんで私を、こんなに泣かせようとするの。
いないくせに。
今、いないくせに。
ずっと繋いでいた手を離し、私の隣りにはもう、いないくせに。
スマホに打ちまれた文字の羅列に過ぎないのに。
ただの文字なのに、どうして。
ただそれを目で追っているだけなのに。
どうして、こんなに私はあなたに逢いたいの。
どうして、こんなに私はあなたにまた逢いたいって思ってしまってるの。
胸に溢れるいっぱいの想いに、返信出来ない。
したいのに、出来ない。
さっきから、周りの車内の人達が不審そうに見ているのは気付いていたけれど、そんな事も今はどうでも良かった。
なんで私を、こんな風に。
なんで私を、こんなに喜ばせるの。
なんで私を、こんなに泣かせようとするの。
いないくせに。
今、いないくせに。
ずっと繋いでいた手を離し、私の隣りにはもう、いないくせに。
スマホに打ちまれた文字の羅列に過ぎないのに。
ただの文字なのに、どうして。
ただそれを目で追っているだけなのに。
どうして、こんなに私はあなたに逢いたいの。
どうして、こんなに私はあなたにまた逢いたいって思ってしまってるの。
胸に溢れるいっぱいの想いに、返信出来ない。
したいのに、出来ない。
さっきから、周りの車内の人達が不審そうに見ているのは気付いていたけれど、そんな事も今はどうでも良かった。

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