この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第27章 約束
「初対面の時って、どうしたって見た目から入るだろ?確かに初めて見た瞬間、華夜を綺麗だなって思ったけどさ。だからって、それだけで好きになったりはしない。第一、人を見た目だけで判断する奴らにうんざりしてたのに。俺が、そんな事する訳ないじゃん?…膝蹴り食らわす気の強さに。俺を見る冷たい眼差しに。俺を嗤う、きつい口調に…今まで俺の側に寄って来た、どの女とも違う華夜子に、どんどん惹かれていった。…って。やっぱ俺ってマゾじゃねーか!」
陸は大爆笑しながら、彼女の手を引き、ホームに降り立つ。
げらげら笑う彼は、瞬時に周囲人々の注目の的になる。
「だ・か・らっ。ただでさえ目立つんだから、そういうの…!」
-止めて。
「華夜が美人だろうが、美人じゃなかろうが。俺は華夜を好きだ」
一瞬で笑いを収めた陸の真摯な告白が、華夜子の叫びに重なった。
「どんな華夜でも。俺は、華夜を好きになった」
「…!」
「絶対、華夜子を好きになった」
陸は大爆笑しながら、彼女の手を引き、ホームに降り立つ。
げらげら笑う彼は、瞬時に周囲人々の注目の的になる。
「だ・か・らっ。ただでさえ目立つんだから、そういうの…!」
-止めて。
「華夜が美人だろうが、美人じゃなかろうが。俺は華夜を好きだ」
一瞬で笑いを収めた陸の真摯な告白が、華夜子の叫びに重なった。
「どんな華夜でも。俺は、華夜を好きになった」
「…!」
「絶対、華夜子を好きになった」

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


