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蕩けるようなキスをして
第26章 彼の隣り
「してないじゃん、そんな事-」
「今日二度目だろ。子供じゃねーんだよ。駄々って」
「…だって」
「たかだか、一つの差だろ。…華夜、誕生日いつ?」
「えっ…先月、だったけど…?」
いきなり話題を振られ、華夜子は戸惑いながらも陸を見た。
同じくこちらに顔を向けた陸の目が、驚きに見開かれた。
「え、マジで?七月?」
「そうだけど…なんで?」
質問の意図が分からない。
華夜子は不審そうに眉を寄せる。
「なんだ…結局、一つの差は埋まらないままか」
心底がっかりしたような陸の呟きに、華夜子はようやく、本当は彼が何を言いたかったのかを理解する。
「…陸の誕生日はいつなの」
「今日二度目だろ。子供じゃねーんだよ。駄々って」
「…だって」
「たかだか、一つの差だろ。…華夜、誕生日いつ?」
「えっ…先月、だったけど…?」
いきなり話題を振られ、華夜子は戸惑いながらも陸を見た。
同じくこちらに顔を向けた陸の目が、驚きに見開かれた。
「え、マジで?七月?」
「そうだけど…なんで?」
質問の意図が分からない。
華夜子は不審そうに眉を寄せる。
「なんだ…結局、一つの差は埋まらないままか」
心底がっかりしたような陸の呟きに、華夜子はようやく、本当は彼が何を言いたかったのかを理解する。
「…陸の誕生日はいつなの」

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