この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第26章 彼の隣り
「…私のが、凄いよ」
陸の邪(よこしま)な考えを射抜くかのような絶妙なタイミングで、華夜子の消え入りそうな声音が届く。
「華夜…?」
やはり悪い事は出来ない-内心焦りつつも、陸は冷静を努め、彼女を覗き込んだ。
「陸よりも。私のが、どきどきしてる。…聞こえてたら、恥ずかしい。もし、聞こえていても、知らない振りをして。聞こえない振りを、して」
そう言う彼女の頬は羞恥に染まり、微かに瞳は潤んでいるようにも見えた。
そのなんとも言えない可愛らしい表情に。
そのなんとも言えない可愛い一言に。
陸は忽ち軽い眩暈を起こす。
陸はその瞬間、彼女に、落ちた。
再び、彼女に、恋をした-…。
振り向かせたい。
なんとしても、彼女を。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ