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蕩けるようなキスをして
第26章 彼の隣り
けど、自分だけの問題じゃなくて。
彼にも関係してくる事で。
自分の為に、彼のイメージが悪くなってしまったら。
そうしたら-…。
不意に。
繋がったままの手が、強く、握られた。
華夜子は面を上げた。
隣りの彼を見れば、激しい感情に支配された両眼にぶつかった。
華夜子は思わず、身を引いてしまう。
「周りの奴らが見てるのは、俺の外見だけだ。俺がどんなに情けなくて、しょーもなくて、どうしようもない男か知らないから。顔の美醜だけで判断しているだけだ。そんな中身を知っていたら、誰も俺なんか見向きもしない。その程度の男だ」
自身を嘲るような物言いに、華夜子は首を振る。
どうしていつもそんな言い方をするの-自分の事じゃないのに、彼女は哀しさを覚える。
知ってる。
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