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蕩けるようなキスをして
第26章 彼の隣り
そんなの今更。
彼のせいじゃないし、その事で責めようとも思わない。
彼とこれからも一緒にいたい-そう思うのなら。
慣れるしかない-そう思ってた。
「…私。今日、楽しいよ」
華夜子は陸に告げた。
「すげーたのしいよ、陸」
破顔する。
ちょっと勇気がいったけれど、頑張って伝える。
「特別な場所に行った訳でもない。特別な何かをした訳でもない。…それでも、私、楽しい」
華夜子の告白に、陸はなんて返事をしたら良いのか、分からない。
ただ、黙って彼女の横顔に目を見張るしかない。
「だから、ずっといたくないなんて思ってないし。そういう意味じゃ」
そこで一度言葉を区切り、次いで、躊躇いがちに、華夜子は後を続けた。
「…私、陸に釣り合ってないんじゃないかなって」
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