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蕩けるようなキスをして
第25章 デート
この手は離さない。
やっと、触れたのに。
自分が彼女に触れる事の出来る精一杯なのに。
離す訳がない。
だって、一度離したら、どうなる?
もう、二度と、掴まえられなかったら?
怖いから。
だから、絶対に、このままで、いる-…。
『華夜は、甘い物が平気でご飯になっちゃうひと…?』
うんと言われたら怖いなと思いつつ、訊かずにはいられない。
『え、甘いの?…ああ、そっか!』
一瞬、ぽかんとした華夜子だったが、片手で多少苦戦しつつも、鞄からスマートフォンを取り出した。
そして、躊躇いがちに、陸に言った。
『あの、手を-』
-離して、欲しい。
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