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蕩けるようなキスをして
第22章 今はいない彼
その辺をぶらぶらして。
お茶をして。
そういう普通のデートをしようって、私、誘われたの-…。
あなただけだった、私の心の中。
あなただけじゃなくなってきてる、私の心の中。
私、行っていい?
いいよね?
行きたいって、もう一度、言っていいよね?
ご飯だけじゃない-そう言われてしまったけど、もう一度だけ、言ってみる。
勇気を出して、訊いてみる-。
「…今はもういない、彼から貰った指輪だよ、陸」
華夜子の呟きに、陸の面が一気に上がった。
信じられないようなものを見る目を向けられる。
「…今は、いない?」
それ、どういう意味?-問おうとして、思い当たる。
お茶をして。
そういう普通のデートをしようって、私、誘われたの-…。
あなただけだった、私の心の中。
あなただけじゃなくなってきてる、私の心の中。
私、行っていい?
いいよね?
行きたいって、もう一度、言っていいよね?
ご飯だけじゃない-そう言われてしまったけど、もう一度だけ、言ってみる。
勇気を出して、訊いてみる-。
「…今はもういない、彼から貰った指輪だよ、陸」
華夜子の呟きに、陸の面が一気に上がった。
信じられないようなものを見る目を向けられる。
「…今は、いない?」
それ、どういう意味?-問おうとして、思い当たる。

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