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蕩けるようなキスをして
第20章 指輪の跡
そんなにも大切にしている指輪の送り主には、とても敵わない-自分じゃ。
こんな、自分じゃ。
左手を後ろに、何も言えない、彼女。
言ってくれれば。
俺なんか足元にも及ばない程、かっこいい男がいるんだと。
俺なんか入り込む隙などないんだと。
そしたら、流石に諦める努力を。
どんなに好きだって、男らしく。
初めて会って早々に、膝蹴りを食らわすくらいの女なのに。
微笑みではなく、冷ややかな眼差しを送って寄越す女なのに。
言ってくれれば良かったのに。
簡単に言えるだろ、そんな一言。
なんで言ってくれかった?
そしたら、こんなには。
そしたら、こんなにまでは。
そしたら-…。
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