この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第20章 指輪の跡
今、なんて?
「彼氏がいるから行けないって、言ってくれればそれで済むのに」
陸は一笑した。
一言、言ってくれれば。
こんなに馴れ馴れしくなんて。
こんなに何度もしつこくなんて。
電話番号もメルアドも必要なかった。
言ってくれないから。
もしかしたら、なんて。
もしかしたら、自分にもチャンスがあるかもしれない-なんて。
「いないよ、そんなひと…?」
何故そんな事を彼は言うのだろう。
そんなの、ただの一度だって言ってない。
ましてや、今年はもうあなたはいない。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ