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蕩けるようなキスをして
第20章 指輪の跡
あなたの顔が脳裏をちらつく。
私、本当に、正しい選択をしようとしているの?
どうしても、罪悪感が拭えない。
自分だけ、幸せになろうとしてる?
自分だけ、幸せになろうだなんて?
喉まで出かかっている言葉。
発するには、あと少しの勇気。
あと少しの、後押しが必要だった。
夏の太陽がしきりに降り注ぐ中、辛そうな表情で佇む華夜子の姿は、ある意味予想通りとは言え、陸の胸を深く、鋭く、抉る。
彼女が言えないのなら、やはり自分が言うしかない。
自分で、終わりにするしかない。
「…彼氏がいたら、迷惑だよな」
呟かれ、華夜子は面を上げた。
「え…?」
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