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蕩けるようなキスをして
第19章 一カ月ぶりの
『正直言うと、ちょっとだけそう思ってる』
『笑』
『まだいるの?』
『もう少しいるかな。華夜子は今、何してるの?』
『家にいるよ』
『そうなんだ。今日は暇でメールをくれたの?』
その次が、返信出来なかった。
またしても、どう返事をしていいのか、困ってしまった。
『退屈でしょーがない』
そう、送ったら、どうなるの。
どこかに行こうって誘われる?
どこに?
それが怖くて、どうしても出来なかった。
折角やっと謝れたのに。