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蕩けるようなキスをして
第2章 櫻葉陸
「おねーさんに言ったところでだけど。別に俺、取り巻きを従えたい訳じゃないんだよね」
「え?」
「ってか、俺から誘った事なんて一度もないし。皆、勝手に向こうからやって来て、気付けば、隣りにいるってゆうか?」
「…そうなの?」
華夜子は訊き返す。
「そして、すぐに、いなくなってる。二、三回、やる事やれば、もう用無しみたいな?」
「…」
「俺の外見だけに惹かれて寄って来てるから、実際会って話してみると、つまんない男なんじゃない?キスもセックスも思いの外、普通過ぎてがっかり、みたいな?」
言って、陸は華夜子を見、反応を求める。
いきなり意見を促され、華夜子は困窮する。
どう言えって言うのよ-…悩みつつ、口を開く。
「…キスもセックスもしなきゃいーじゃん」
密かに、そう、悩んでいるのなら。
「え?」
「ってか、俺から誘った事なんて一度もないし。皆、勝手に向こうからやって来て、気付けば、隣りにいるってゆうか?」
「…そうなの?」
華夜子は訊き返す。
「そして、すぐに、いなくなってる。二、三回、やる事やれば、もう用無しみたいな?」
「…」
「俺の外見だけに惹かれて寄って来てるから、実際会って話してみると、つまんない男なんじゃない?キスもセックスも思いの外、普通過ぎてがっかり、みたいな?」
言って、陸は華夜子を見、反応を求める。
いきなり意見を促され、華夜子は困窮する。
どう言えって言うのよ-…悩みつつ、口を開く。
「…キスもセックスもしなきゃいーじゃん」
密かに、そう、悩んでいるのなら。

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