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蕩けるようなキスをして
第17章 想う
あなたを喪(うしな)ってちょうど、一年。
あなたを想う。
あなたに逢いにゆきたい-そう、思う。
でも、私は知らない。
何も、知らない。
あなたが今、どこで眠っているのかさえ。
何も、教えてもらえなかった。
それがあなたの、遺した言葉だと。
自分を想い出して哀しむ私は見たくない-だから、自分の眠る場所は決して、私には知らせぬようにと。
どんなに泣いても。
どんなに縋っても。
あなたのご両親からは、遂に、何も、訊き出せなかった。
教えてもらえなかった。
だから、私は。
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