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蕩けるようなキスをして
第73章 RtoK
「クリスマスのプレゼントに」
「そうなんだ?」
「うん。クリスマスだからって、どこかに出掛けられる訳もなくて。でもなんにもないのも淋しいから、せめて何か贈り物をしたいなって先生が言ってくれて」
「うん」
「普段ならそんな気を遣わなくていいのにって、断るところだけど。あの時はとにかく、逢えない寂しさを埋めたかった。プレゼントなんて思いも寄らなかっただけに凄く嬉しくて、先生にお願いしたの…指輪が欲しいなって」
脳裏に思い出が甦り。
華夜子の表情が和らぐ。
その横顔を、陸は微かな笑いを張り付け、見守る。
自分で訊いておきながら-いつもの事だった。
「高いものじゃなくていいから、指輪が欲しいなって。そしたらいつも身に付けられる。いつも先生と一緒にいられる。高階先生、分かったって。そして冬休み入る前日に、研究室でプレゼントしてくれた」
「…嬉しかった?」
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