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蕩けるようなキスをして
第72章 最愛
「…美味しいって食べてくれたから」
貪るようなキスを交わしながら、華夜子は囁く。
「卵焼き…美味しいって食べてくれた。すげー美味しいって。だから私、嬉しくて。だから私、それから陸を-」
-好きになっていった。
華夜子の告白に陸は一瞬驚いた風だったが、やがて嬉しそうに口を開いた。
「だって華夜の作る卵焼き、マジすげー美味いもん。…あ、でも最近は食べてないよな」
「…かな」
「だよ。今度また作って来てよ。俺の為だけに作ってくれるって言ってたじゃん」
「うん」
「約束だよ、華夜-」
幾度も貪欲に互いの唇を求め。
幾度も狂おしいまでの恋情を囁き合う。
やがて最愛の相手を果てなく欲しくなり、どちらからともなく腰が揺れ出す。
その律動がもたらす快感が、ふたりの全身に甘い猛毒を巡らしてゆく。
貪るようなキスを交わしながら、華夜子は囁く。
「卵焼き…美味しいって食べてくれた。すげー美味しいって。だから私、嬉しくて。だから私、それから陸を-」
-好きになっていった。
華夜子の告白に陸は一瞬驚いた風だったが、やがて嬉しそうに口を開いた。
「だって華夜の作る卵焼き、マジすげー美味いもん。…あ、でも最近は食べてないよな」
「…かな」
「だよ。今度また作って来てよ。俺の為だけに作ってくれるって言ってたじゃん」
「うん」
「約束だよ、華夜-」
幾度も貪欲に互いの唇を求め。
幾度も狂おしいまでの恋情を囁き合う。
やがて最愛の相手を果てなく欲しくなり、どちらからともなく腰が揺れ出す。
その律動がもたらす快感が、ふたりの全身に甘い猛毒を巡らしてゆく。

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