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蕩けるようなキスをして
第72章 最愛
雄々しく猛ったそれを御する事など-もう不可能だった。
そそり立った欲の塊を宥める方法は-ひとつしか知らない。
腕に抱いた華夜子を再びその場に押し倒し、陸は多少の乱暴さなど厭わずに、彼女の下半身を覆う全てのものを剥ぎ取った。
双眸を見開き。
華夜子は突然の事に驚くばかりだったが、ようやく状況を把握した頃には、ラグの上に全裸で組み敷かれていた。
自分を見下ろす彼と目が合えば、扇情的な微笑みを返される。
その凄まじいまでの色気を帯びた表情に、華夜子の背に寒気にも似たものが走る。
今夜の情事を思い出し。
これからの事を思い巡らし。
きっと。
もっと。
先程以上の激しさでこのひとに抱かれる-その、悦びに。
どれだけの果てに連れて行かれる-そんな一抹の不安に、怯えて。
複雑な感情が、華夜子を支配する。
そそり立った欲の塊を宥める方法は-ひとつしか知らない。
腕に抱いた華夜子を再びその場に押し倒し、陸は多少の乱暴さなど厭わずに、彼女の下半身を覆う全てのものを剥ぎ取った。
双眸を見開き。
華夜子は突然の事に驚くばかりだったが、ようやく状況を把握した頃には、ラグの上に全裸で組み敷かれていた。
自分を見下ろす彼と目が合えば、扇情的な微笑みを返される。
その凄まじいまでの色気を帯びた表情に、華夜子の背に寒気にも似たものが走る。
今夜の情事を思い出し。
これからの事を思い巡らし。
きっと。
もっと。
先程以上の激しさでこのひとに抱かれる-その、悦びに。
どれだけの果てに連れて行かれる-そんな一抹の不安に、怯えて。
複雑な感情が、華夜子を支配する。

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