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蕩けるようなキスをして
第14章 受信
カフェテリアに向けて、大股で廊下を進んでいる途中。
ジーンズのポケットにねじ込んでいたアイフォンが、震えた気がした。
歩いている振動でたまに分からない時があるから、多分だけど。
確かめようかと手を伸ばしかけ-止めた。
待ち続けてるものじゃないのに、なんですぐに見る必要が?
待ち続けてるものじゃないのが、最初から分かっているのに、なんで。
そう思ったら、なんだかもの凄く虚しくて。
気分が盛り下がり、大きな溜め息を、一つ。
明日から長い休みに入るってのに、全然嬉しくない。
だって、明日から二カ月も逢えないのに。
明日からを楽しむ前に、今日が全く楽しくない。
最高潮に滅入ってる。
あいつら、まだ残っているかな-中庭に行く前に、カフェテリアで一緒だった、いつもつるんでる奴ら。
カラオケにでも誘って、夜通し騒ごうか。
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