この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第69章 求める夜
「気のせいならいいけど。なんか陸…その、辛そうだから?」
「え…?」
彼女が何を言いたいのか、まるで真意が読めず、陸は眉を顰(ひそ)める。
そんな彼の様子に、増々華夜子は胃がきゅっとなるが、勇気を出す。
「…わ、私として、いいのかなって」
「何が?」
「私が相手で、陸は…その、気持ちいいって思ってるのかなって」
何を言われるのかと思ったら-陸は絶句してしまう。
「私は凄く…いいけれど。陸はどうなんだろうって、ふと思ったから。だから-」
-気になってしまって。
そんな事、訊くまでもない事なのに-陸は呆れた。
この世で一番の愚問だった。
「辛いに決まってるだろ」
陸が吐いた台詞に、華夜子の表情が強張る。
「苦しくて当然だろ」
華夜子はもう、何も言えない。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ