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蕩けるようなキスをして
第69章 求める夜
「まだ怒ってるに決まってるだろーが」
えっ-思った時には、彼に両手を奪われ、身体はベッドに仰向けにされていた。
「りく…?」
何事が起ったのか-華夜子は展開についていけず、自分の身体を跨いだ陸を恐々と見上げるしかない。
「十日振りに彼女に逢えて、俺すげー嬉しかったんだよ」
華夜子の手首の自由を奪い、彼女の顔の左右に張り付けたまま、陸は薄っすらと笑った。
「手を繋いでデート出来ただけでももう、十分だったんだけど。帰り際に『もうひとつ、行きたい所がある』って言われて。こんな夜遅くから、行きたい場所ってどこだよって思ったらさ-」
-俺の部屋に行きたいって。
彼女を見下ろす双眸は-嬉しさに細められた。
華夜子は羞恥に、狼狽えずにはいられない。
「俺、ほんとに嬉しくって。だって、もっと一緒にいたいって思っていたのは、俺だって。俺だって、彼女ともっと一緒にいれたらなって思っていたから。…だから手を繋いで、ふたりでアパートに帰って来た」
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