この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第69章 求める夜
なんの前触れもなく、ふたりの唇が重なった。
こんな風に突然されるのも、もう大分慣れた。
とは言え、始まりの際は、やはり多少は驚いてしまう。
びっくりして小さく息を呑むのと同時に、即座に彼が侵入する。
いつものように時間をかけ、口内の全てを味わい尽くした後(のち)-絡む、舌先。
「ん…っ」
身も心も蕩けるようなキスに、切ない声が漏れてしまうのも、いつもの事。
初めてじゃないのに。
もう何度したか知れないのに。
口付けひとつに、滑稽な程身体は反応し、甘く、疼く。
イヴに行けなかったお店に、今夜ようやく行けた。
評判通りの美味しさだった。
やっとふたりで行けて、とっても嬉しかった。
食事を終えれば、結構な時間だった。
送って行くよ-勿論彼は、言ってくれたけれど。
こんな風に突然されるのも、もう大分慣れた。
とは言え、始まりの際は、やはり多少は驚いてしまう。
びっくりして小さく息を呑むのと同時に、即座に彼が侵入する。
いつものように時間をかけ、口内の全てを味わい尽くした後(のち)-絡む、舌先。
「ん…っ」
身も心も蕩けるようなキスに、切ない声が漏れてしまうのも、いつもの事。
初めてじゃないのに。
もう何度したか知れないのに。
口付けひとつに、滑稽な程身体は反応し、甘く、疼く。
イヴに行けなかったお店に、今夜ようやく行けた。
評判通りの美味しさだった。
やっとふたりで行けて、とっても嬉しかった。
食事を終えれば、結構な時間だった。
送って行くよ-勿論彼は、言ってくれたけれど。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


