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蕩けるようなキスをして
第67章 彼だけ
「行こうよ、華夜」
白い菓子箱を抱き締めたまま、俯いてしまっていた華夜子は、陸の声にようやく面を上げた。
「去年から、華夜と逢える今日の日を、すげー楽しみにしていたんだよ。俺の楽しみ奪うなよ」
「…私も、楽しみだった」
「イヴの日に行けなかったお店、今夜こそ行くんだろ?」
「…絶対、行きたい」
なら、行こう?-頭を力強く撫でられ、華夜子は泣き笑いの顔で頷いた。
行きたい。
今日も。
明日も。
明後日も。
これからもずっと、あなたと一緒に行きたい-。
白い菓子箱を抱き締めたまま、俯いてしまっていた華夜子は、陸の声にようやく面を上げた。
「去年から、華夜と逢える今日の日を、すげー楽しみにしていたんだよ。俺の楽しみ奪うなよ」
「…私も、楽しみだった」
「イヴの日に行けなかったお店、今夜こそ行くんだろ?」
「…絶対、行きたい」
なら、行こう?-頭を力強く撫でられ、華夜子は泣き笑いの顔で頷いた。
行きたい。
今日も。
明日も。
明後日も。
これからもずっと、あなたと一緒に行きたい-。

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