この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第67章 彼だけ
「行こうよ、華夜」
白い菓子箱を抱き締めたまま、俯いてしまっていた華夜子は、陸の声にようやく面を上げた。
「去年から、華夜と逢える今日の日を、すげー楽しみにしていたんだよ。俺の楽しみ奪うなよ」
「…私も、楽しみだった」
「イヴの日に行けなかったお店、今夜こそ行くんだろ?」
「…絶対、行きたい」
なら、行こう?-頭を力強く撫でられ、華夜子は泣き笑いの顔で頷いた。
行きたい。
今日も。
明日も。
明後日も。
これからもずっと、あなたと一緒に行きたい-。






/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ