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蕩けるようなキスをして
第66章 秘密
「後ろにだって、電車待ってる人が並んでるんだからさ…見られただろーが」
「…仕返し」
「は?」
「私をからかったお返し」
「いや、それは悪かったけどさ…でも、こんな人前でなんて、すげー恥ずかしいだろ」
小声で攻め立ててくる陸に、華夜子は冷笑を浴びせる。
「恥ずかしいだなんて、どの口が言ってんの?大学だろーが、歩道だろーが、いつも所構わずしてくるのは誰でしたっけ?」
いつものお返しとばかりに、華夜子は嘲笑う。
陸は一瞬言葉に詰まったが、すぐに反論する。
「こんな人の多い明るい場所でなんか、一回もないだろ。俺だって人気(ひとけ)がなさそうだなとか、暗いし大丈夫かなとか、一応少しは考えて…!」
陸は喚くが、信じられない事この上ない。
華夜子は疑いの目を向ける。
「わー、なに?まるきり信じてないその目は」
ちっとも陸は面白くない。
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