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蕩けるようなキスをして
第63章 本と付箋
七月。
誕生日がきて、ひとつ、大人になった。
先生にひとつ近付いた、十九歳。
でも。
世間一般に所謂『大人』と呼ばれる歳には、まだ足りない。
まだ子供。
もう一年も待たなければ、先生に並ぶ事も出来ない。
溜め息が出る。
憧れと尊敬。
そして、ひとりの異性としての、好き。
自分の気持ちに気付き、ひとつ年を取り-しかし、だからと言って、高階先生と私の関係に何か変化がある訳ではなかった。
大学の先生と学生-それ以上ではなく、それ以下でもない。
つまり、今までと変わらず。
つまり、これからも変わらず。
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