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蕩けるようなキスをして
第61章 恋と憧れ
先生が、私に。
先生が、私だけに-…。
もっと。
もうちょっと-思ったけど。
何もないけど。
これ以上ふたりきりでいて誤解されたら、先生を困らせてしまう。
後ろ髪を引かれる思いで、鞄を手に、腰を上げる。
さよならを告げ、頭を下げ、先生の横を通り過ぎようとした、その時。
「また明日、御堂さん-」
思わず、足が止まった。
たった一回、教えただけなのに。
頭のいい先生の事だから、単に記憶に残っていただけなのに。
それでも、いい。
それでも、涙が出そうなくらい、嬉しかった。
零れる笑みを抑え切れずに、私は告げた。
「さよなら、高階先生。また、明日-」






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