この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第61章 恋と憧れ
私の揺るぎない言葉に、留以は驚きを隠せないようだった。
何かを言い掛けていた唇は、何も言を発する事が出来ずにいた。



夢中になってひとりで喋っていた先生は、ようやく我に返った。
「あ、え、もうこんな時間!?ごめんね、長い間引き留めてしまった」
腕時計を確認し、かなり焦って私を窺ってきた。
一日の最後の講義時間。
見事、高階先生に捉まってしまった私を気の毒そうに-或いは苦笑いし。
残って談笑していた学生達も、私達を横目にひとり、ふたりと、いつしか帰ってしまい。
すっかり日が落ちた大教室には、もう私達ふたりしかいなかった。
「友達が待ってるんだったよね、ほんとごめん」
心の底から申し訳なさそうなのが、高階先生の表情によく表れていた。
「友達が怒っていたら、実際そうだし、僕のせいだって言ってもらって構わないから。だから、喧嘩だけはしないで」
心配そうに先生が、私に喋ってきた。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ