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蕩けるようなキスをして
第60章 T
「…大学をね、辞めようかと思った」
華夜子が漏らした衝撃のひとことに、陸は息を呑む。
あんまり辛くて。
行く度に思い出してしまって。
「思った事があったなって話。でも、そんな事したら先生に怒られるし。今は勿論、卒業まで通う気でいるよ」
驚きを隠せないでいる陸に、華夜子は薄い苦笑いを浮かべた。
「大学辞めてたら、陸に出逢えなかったしね」
華夜子が呟き。
陸は強く、彼女を抱き締める。
手を繋いだ廊下。
お昼を食べた食堂。
課題を熟したカフェテリア。
肩を並べて一緒に過ごした、数々の大学の構内。
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