この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第59章 蕩ける夜
初めての相手をするのは、陸にとっても初めての事だった。
こんな自分を最初の相手にするなんて、止めた方がいい-自分自身が一番良く分かってた。
例えそういう相手に誘われたとしても、今までやんわりと断ってきた。
だから、彼にとっても今夜はある意味全てが初めてで。
自分の中では最善を尽くしたつもりだけど。
正直、もっと彼女を楽にさせてあげる方法が、他にあったかもしれない。
静かに涙を流す彼女に、胸が痛む。
謝る陸に、華夜子は涙を拭きながら、言った。
「陸は、最初からずっと優しくしてくれたよ」
「…そう思ってくれてるなら、嬉しいけど」
「陸で良かった…そう、思ってる」
潤んだ瞳に。
堪らなく可愛いひとことに。
再び彼女を愛したい気持ちが高まってくる。
暫し忘れていたのに、彼女と繋がる部分が正直にも熱を帯びてくる。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ