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蕩けるようなキスをして
第11章 待ってても
今まで誘われるまま、何度入ったかしれない、本館の小さな教室。
いつ行っても、休み時間に誰かがいた試しがない。
抱き合うには最高にいい場所。
ひとりになるには最高の場所。
やっと一息吐ける-コンビニの袋を提げて入った。
まさか、彼女がいるなんて。
話をするようになって、まだ、一カ月も経ってやしないのに。
最近、日を追う毎に、どんどん気になって仕方ない、彼女。
俺の周りにいるどんな人間とも違う。
俺を嗤い。
俺に絶対笑顔を見せてくれない。
この俺が迷惑だとはっきり態度で示し。
この俺と一緒は恥ずかしいと言ってのける。
俺の周りの人間とは全て真逆の言動。
なんで腹が立たなかったのだろう。
いつ行っても、休み時間に誰かがいた試しがない。
抱き合うには最高にいい場所。
ひとりになるには最高の場所。
やっと一息吐ける-コンビニの袋を提げて入った。
まさか、彼女がいるなんて。
話をするようになって、まだ、一カ月も経ってやしないのに。
最近、日を追う毎に、どんどん気になって仕方ない、彼女。
俺の周りにいるどんな人間とも違う。
俺を嗤い。
俺に絶対笑顔を見せてくれない。
この俺が迷惑だとはっきり態度で示し。
この俺と一緒は恥ずかしいと言ってのける。
俺の周りの人間とは全て真逆の言動。
なんで腹が立たなかったのだろう。

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