この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第59章 蕩ける夜
指では成し得ない感触や動きに、身体は即座に反応する。
そこを愛撫する彼の舌が溺れそうなくらい、既にその中は濃厚なそれで満ちていたのに。
こぷり、と。
更に奥から、悦びの証が大量に溢れ出る。
それは彼の口内にも入ったに違いなく。
恥ずかしさの極みに、華夜子は薄っすら涙を滲ませながら、陸に手を伸ばした。
「りく…も、やだ…!」
彼女を苛(さいな)める動きを一旦止めて、陸はこちらに伸びた華夜子の手を取った。
そして。
今まで愛でていたものの代わりのように、華夜子の指に一本ずつ舌を絡めてゆく。
わざと見せつけるように、ゆっくりと。
唾液の音を立てながら。
「あ…ぁっ」
たかが指。
されど。
口に含まれ、舐められれば、色めいた声が出てしまう。
そこを愛撫する彼の舌が溺れそうなくらい、既にその中は濃厚なそれで満ちていたのに。
こぷり、と。
更に奥から、悦びの証が大量に溢れ出る。
それは彼の口内にも入ったに違いなく。
恥ずかしさの極みに、華夜子は薄っすら涙を滲ませながら、陸に手を伸ばした。
「りく…も、やだ…!」
彼女を苛(さいな)める動きを一旦止めて、陸はこちらに伸びた華夜子の手を取った。
そして。
今まで愛でていたものの代わりのように、華夜子の指に一本ずつ舌を絡めてゆく。
わざと見せつけるように、ゆっくりと。
唾液の音を立てながら。
「あ…ぁっ」
たかが指。
されど。
口に含まれ、舐められれば、色めいた声が出てしまう。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


