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蕩けるようなキスをして
第9章 華夜子
彼女が語る、話の内容に。
彼女が口にした、二度目の、自分の名前に。
全身に甘美な想いが巡り、たちまち、満たされてゆく-。
「…華夜子」
陸は、彼女の名を、声にした。
その名を口にするだけで、もう、全てが蕩けそうだった。
流石にこれはまた調子に乗り過ぎで、怒られるかな-一瞬、頭を掠めたけれど。
左隣りに座る華夜子に大胆に身体を寄せ、陸は、ねだった。
「早く、ちょーだい」
でも、彼女は嫌がる素振りも、怒る素振りも、しなかった。
彼の次の言葉を、じっと、待ってる。
陸は華夜子を極上の笑顔で掴まえ、囁いた。
「華夜子が作ったすげー美味い卵焼き、早く食べたい。俺に早く華夜子が、食べさせて-」




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