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蕩けるようなキスをして
第58章 真相
幻想的なイルミネーションの魔法なんだろうか-そうかもしれない。
気付けば、誘ってた。
『これから俺の家に来ない、華夜?』
言った側からすぐに、何を言ってるんだろうと、恥ずかしくなった。
こんな夜更けに部屋に誘(いざな)うだなんて、何が目的なのか-誰の目にも明らかだった。
聞き分けの良い子供の如く、ちゃんと家に送り届けようだなんて、本当は思ってないくせに。
本当は、もっと、もっと、一緒にいたいと思っていた。
それはいつも思っているけど。
今夜は特別だった。
今夜は時間が全然、足りなかった。
たったの三時間だけでは、彼女を帰したくなかった。
そんな心の声が、気付けば、口をついていた-断られると知りつつも。
それなのに。
うん-迷いなく、彼女は頷いた。
誘った側の、陸の方が、大いに面食らってしまった。
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