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蕩けるようなキスをして
第57章 クリスマス・イヴ
もう。
ほら。
だから。
彼からは、逃げられない-…。
「今夜は帰さないって言ったらどうする?華夜-」
有無を言わさず、華夜子の頭を自分の方へ引き寄せ。
陸は荒々しく、彼女のそれに唇を押し付けた。








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