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蕩けるようなキスをして
第52章 行けない
瞬間的に。
陸は華夜子を凍り付かせた。
華夜子の双眸に恐れが浮かぶ。
「分かった。もういい」
-もう何も言わなくても。
頬杖をつき。
窓の外に降りしきる白い雪を見ながら。
陸は完全に、華夜子を遮断した。
例えそちらを見ていなくとも。
息を呑み。
惑い。
震え。
怯える彼女の姿が、手に取るように分かった。
一向に止む気配のない雪が忌々しく、陸は眉を顰(しか)める。
降り積もる雪の白さが、陸には眩し過ぎた。
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