この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第50章 吹雪
なんの前触れもなく。
なんの断りもなく。
触れてしまった自分が悪かったのだと。
彼女の話に合わせて謝れば、なんでもなくなるのならば。
そうじゃない-例え、そう思っていたとしても。
演じる事など、簡単だった。
ふたりして演技を続けていればいいのならば、いつまでだって。
彼女の言う通り。
例え突然、握ったとしても。
振り払われるんじゃないかと思うくらい、驚かれた事など、今まで一度もなかった。
一度だって、なかった。
なかったけれど-今回は、初めて怖がらせてしまった。
悪い事を、してしまった。
最大級の勇気で、陸は華夜子の左手を、強く握った。
垣間見た彼女の顔は一瞬、強張った。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ